株式会社たけびし、ウイブシステムズの CodeMeterを採用し、主力の産業用通信ミドルウェア製品を保護。さらにスマートファクトリー時代に合った多用途のライセンス管理を提供

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柔軟なライセンスプラットフォームが世界中の産業界で想定される様々な使用状況に対応

日本を拠点とするFAソリューションのリーダーである株式会社たけびしは、ウイブシステムズのCodeMeterテクノロジーをデバイスエクスプローラ® OPCサーバーとデバイスゲートウェイ®に統合しました。

(ドイツ – カールスルーエ)グローバルソフトウェアライセンス市場のセキュリティテクノロジーリーダーであるウイブシステムズ AG(本社:ドイツ カールスルーエ市、以下 ウイブシステムズ)は、ソフトウェア保護およびライセンス管理で受賞歴のあるCodeMeter(コードメータ)が、京都を拠点とし三菱電機製品を中心とした産業用電機機器・電子機器の技術商社である株式会社たけびし(以下、たけびし)の主力である産業用通信ミドルウェアへ導入されたことを発表しました。 たけびしは、製造現場の制御デバイスとの接続を提供するOPCサーバーソフトウェアである『デバイスエクスプローラ® OPCサーバー Ver.6』において、独自のライセンスシステムとサードパーティのライセンスシステムの組み合わせをCodeMeterハードウェアおよびソフトウェアライセンス(software licensing)に置き換えました。

『デバイスエクスプローラ® OPCサーバー』は、スマートインダストリの発展において重要な役割を果たし、PLC、工作機械、ロボットなどの産業用コントローラーと接続します。 このソフトウェアは200を超えるPLCブランドをサポートし、SCADAおよびERP / MESシステムと高い互換性があります。IIoTとスマートファクトリーの発展は、企業にサービスとしての製造(manufacturing-as-a-service)のビジネスモデルを実現するために必要な機敏性がもたらしますが、想定外の外部からのIPの不正使用に対する脆弱性も高まります。

システムの以前のバージョンでは、たけびしは当初シリアル番号による単純なライセンス管理をしていましたが、その後独自のライセンスアルゴリズムと外部のハードウェアベースの保護技術を導入しました。ライセンス管理がますます複雑になるにつれて、たけびしは産業界の重要な新技術に対応する度に困難に直面し、特に仮想環境およびDockerのサポート対応を検討する必要がありました。

CodeMeterが最新バージョンの『デバイスエクスプローラ® OPCサーバー』に導入されたことで、たけびしは通信ソフトウェアを不正使用や著作権侵害から保護し、産業界で想定される様々な使用状況(オンラインまたはオフライン、仮想またはクラウド環境)のすべてのシナリオをカバーするために必要なライセンスの柔軟性を実現することができます。CodeMeterは高度なセキュリティのハードウェアコンテナや快適にオンラインでのライセンス移行やアクティベーションができる機能を持つソフトウェアコンテナが用意されています。また、システムリソースの効率的な使用ができることで人気が高まっているコンテナの仮想化ソリューションで あるDockerを完全にサポートしているため、製造情報へのアクセスおよびOPC UA通信に対応する『デバイスゲートウェイ® on Docker』の開発において重要な役割を果たしました。

株式会社たけびし システムソリューション開発部長 石田 匠 氏は、次のように述べています。「国内外で広く使用されている主要製品である『デバイスエクスプローラ® OPCサーバー Ver.6』にCodeMeterを導入でき非常に満足しております。ライセンスを厳格に管理し、ライセンスの使用方法に柔軟性を持たせることは、製品の売上を伸ばし続けるために不可欠です。CodeMeterは両方を提供し、独自に開発 したライセンスアルゴリズムからの容易に切り替えられました。豊富なCodeMeterの機能を使用して製品機能を更に拡張したいと考えています。」

ウイブシステムズ株式会社代表取締役の丸山智樹は、「私たちは自由であることを強く信じています。 私たちの場合、それは最高レベルの柔軟性を持つテクノロジーを提供することです。それによりお客様が、不確実で刻々と変化するトレンドに満ちた世界に容易に適応して、ビジネス目標を達成することを後押します。 CodeMeterを『デバイスエクスプローラ® OPCサーバー Ver.6 』および『デバイスゲートウェイ® on Docker』に導入することで、IIoT時代の次なる機会と課題に十分に対応することが出来ます。」と述べています。

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