SAAS/モバイルアプリ向けクラウドライセンス

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CodeMeter Cloud Lite は、クラウドサーバーを介してライセンスを付与するためのシンプルですが強力な手段を提供します。 SaaS、Webサービス/API、モバイルアプリケーションでの利用を想定して設計されています。CodeMeter Cloud Lite は、CodeMeter License Central と完全に互換性があり、確立されたCodeMeter 機能の専用セットが含まれています。

既存サービスに配慮したライセンシング

CodeMeter Cloud Liteは、クラウド内の独立したサーバーであり、お客様またはWibu-Systemsによってホスティングできます。 CodeMeter Cloud Liteは、既存のSSO(シングルサインオン)ソリューションとシームレスに連携するために必要なインターフェース(OAuth2、SAMLを含む)を備えています。これにより、既存のユーザーアカウントをCodeMeter Cloud Liteで使用できることが保証され、すでに確立されているSSOソリューションと適切に統合されます。

他のすべてのタイプのCodeMeterライセンスの場合と同様に、ライセンスはCodeMeter License Centralで作成および配信されます。既存のCRM、ERP、またはeコマースソリューションとの連携に手を加える必要なくそのままにしておくことができます。ローカルのCmContainerでライセンスをアクティベーションまたは転送する代わりに、ユーザーIDが割り当てられ、CmCloudLiteContainerがサーバー上で自動的に作成されます。 ユーザーは、CodeMeter Cloud Liteから直接ライセンスを使用できます。ユーザーのローカル環境にCodeMeter Runtimeをインストールする必要はありません。

CodeMeter Cloud Liteは、SaaSアプリケーション、モバイルデバイス上のアプリ、または標準のデスクトップソフトウェアで動作します。

CmDongle、CmActLicenseとの併用が可能

CodeMeter Cloud Liteは、CodeMeter License Central標準のプロセスを使用します。コンテナの新しい選択肢であるCmCloudLiteContainerが提供され、ライセンスをCodeMeter Cloud Liteでのみ使用できるか、ユーザーローカルのCmDongleまたはCmActLicenseに転送できるかを決定できます。後者の場合、ユーザーはライセンスの移動先を自由に選択できます。

CodeMeter Runtimeは不要

CodeMeter Cloud LiteはSOAPとRESTインターフェースを提供し、CodeMeter Runtimeが利用できないシステムや、CodeMeter RuntimeまたはCodeMeter Embeddedとの統合が現時点では実現不可能または極端に難しいシステムでも、CodeMeter Cloud Liteを利用できるようにします。 これは主に、サーバー上でJavaScriptまたはPHPアプリケーションを使用するWebアプリケーションに適用されます。

サーバーおよびSaaSアプリケーションに最適

CodeMeter Cloud Liteは、ライセンスサーバーとSaaSアプリケーション向けのAPIを備えています。ユーザーはSaaSアプリケーションにログインできます。これにより、CodeMeter Cloud Liteで使用可能なライセンスが確認され、ライセンスで許可された機能/サービスが利用可能となります。

タブレットコンピューターまたはスマートフォン用のモバイルアプリケーションは、アプリに直接実装するか、サーバーサイドに実装することにより、CodeMeter Cloud Liteライセンスを使用することができます。

CodeMeter Protection SuiteIP Protectionを使用して、ローカルアプリケーションそのものを改ざんやリバースエンジニアリングからさらに保護できます。

クラウドとオンプレミスの統合プロセス

CodeMeter Cloud Liteの大きな利点は、クラウドとオンプレミス側の両方でプロセスを調整できることです。 CodeMeter License CentralはSAP、Salesforce、またはその他のERP、CRM、eコマースソリューションと統合できるため、CodeMeter Cloud Liteでライセンスを自動的に作成するプロセスを利用できます。

ライセンスの返却が不要

従来のソリューションでは、ユーザーがライセンスを能動的に返却する必要があります。CodeMeter Cloud Liteを使用すると、ユーザーは新しいデバイス上でも、特別な操作をしなくともライセンスを再度使用することができます。 ライセンスの割り当て期間を決定し、 ライセンスアクセスのキープアライブオプションは、アクティブなアプリケーション内からライセンスの使用期間を自動的に延長します。ライセンスの使用期間が経過した場合、またはアプリケーションによってライセンスが明示的に使用解除された場合、ライセンスが自動的に返却されユーザーは再びライセンスを使用できるようになります。複数のライセンスにより、ユーザーは複数のデバイスでアプリケーションを同時に使用できます。

分かりやすく使いやすいAPI

CodeMeter Cloud Liteには、クラウドでライセンスを使用するための分かりやすく使いやすいAPIが付属しています。ライセンスされたアプリケーションは、次の機能を使用できます。

  • ログインユーザーの全ライセンスとライセンスオプション(プロダクトアイテムオプション)の一覧
  • ライセンスの割り当て
  • 割り当てられたライセンスのライセンスオプション(プロダクトアイテムオプション)の一覧
  • キープアライブ信号の送信
  • 割り当てられたライセンスの解除
  • 指定期間内またはユーザー毎などの条件を指定して、ライセンスの使用時間/使用回数情報を取得

管理用API

管理用APIは、ライセンスをユーザーに割当/割当解除したり、ライセンスを一覧表示する手段を提供します。 次のアクションを処理できます。

  • チケットにすべてのライセンスを記載
  • ユーザーの全ライセンス一覧
  • ユーザーへのライセンスの割り当て(ライセンスの有効化)
  • ユーザーからのライセンスの削除(ライセンスの無効化)

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