CodeMeter License Central
CodeMeter License Centralは、データベース駆動型のライセンス管理およびエンタイトルメント管理ソリューションで、ソフトウェアおよびデジタルコンテンツのライセンスを作成、配信、および管理のプロセスを自動化します。 CodeMeter License Centralの主な機能は次の通りです。
- WebServicesまたはWebフロントエンドを使用して簡単にライセンスを作成し、以下に割り当てます。
- ライセンスライフサイクル管理ワークフロー全体を、SAPやSalesforceなどの一般的なCRM、eコマース、ERPシステムに統合します。(実績有り)
- オンラインまたはオフラインで、ユーザーにライセンスを確実かつ簡単に提供し管理します。
- リセラーを既存のソフトウェア配布プロセスに効率的に統合
これらすべてはWibu Systemsのプロフェッショナルサービスチームによってバックアップされ、統合ソリューションを実装し、すべてのライセンス要件を満たすためにさらに必要な専門知識を提供します。
CodeMeter License Centralでは、販売プロセスを完全にコントロールできるため、ユーザーは次のことを実行できます。
- ライセンスの移動
- ライセンスの借用
- バックアップライセンスの生成
- 自分のライセンスの管理
- 期間限定、アップグレード、またはトライアルライセンスの提供
- ライセンスの再販
- ライセンスの分割
- ライセンスの返却
CodeMeter License Centralには強力なSOAPベースのインターフェースが含まれており、幅広いライセンスオプションを定義できます。 つまり、CodeMeter License Centralで管理するアイテムをERP管理しているアイテムに直接マップできるため、現在使用しているSKU(ストック・キーピング・ユニット:最小管理単位)を同じように維持しながら、ユーザーのビジネスに合わせて複数のSKUを1つのオーダー内に柔軟に組み合わせることができます。
CodeMeter License Centralを使用するメリットは下記の通りです。
- 自動化によるプロセスコストの削減
- 個別で包括的なレポート
- ライセンス管理の統一による効率的なサポート
CodeMeter License Centralのインターフェースは非常に柔軟性が高く、ほぼ全ての既存のビジネスプロセスに容易に適応し、カスタマイズの必要はほとんどありません。 IPがハッカーや偽造者から保護されていることで、コアビジネスに集中できます。また、CRMおよびERPシステムとシームレスに統合されるため、すでに慣れている見た目と感覚を維持できます。
クラウドベースの場合
クラウドベースのCodeMeter License Centralにより、CodeMeterを使用したライセンス管理を容易に開始できます。 CodeMeter License Centralは、WIBUオペレーティングサービスチームがお客様に代わって運営し、クラウド上の可用性は99.9%です。
選択可能なエディション
CodeMeter License Centralは、3つの異なるエディションと特別な高可用性パッケージで利用できます。 これらのエディションは、サポートされる毎月のトランザクション数、サードパーティシステムへの統合のためのインターフェイス、およびメンテナンス期間の長さが異なります。
- Datacenter Edition:
Datacenter Edition Editionは、1か月あたり最大1,500のアクティベーションと非アクティベーションが可能です。 ソフトウェアベンダーは、ベンダーポータルにアクセスできます。 ライセンスのアクティベーション用に、ソフトウェアに統合するためのユーザーポータルおよびゲートウェイとしてWebDepotを利用できます。 Datacenter Editionには、eコマースおよびERPシステム用のすべての標準コネクタが含まれています。 - Dedicated Server Edition:
Dedicated Server Editionには、1か月あたり最大3,000のアクティベーションと非アクティベーションが含まれます。 WebDepot、Gateway、およびConnectorに加えて、CodeMeter License CentralのWebServicesに直接アクセスし、ユーザーに拡張ライセンスポータルを提供し、WebDepot、Gateway、およびConnectorを拡張することができます。 - High Performance Edition:
High Performance Editionには、1か月あたり最大25,000のアクティベーションと非アクティベーションが含まれ、Dedicated Server Editionのすべての統合およびカスタマイズオプションが提供されます。
たとえば、更新期間が近づき特にアクセスが集中する場合は、各エディションでこれらの月間トランザクション閾値を超える可能性があります。 1か月あたり25,000を超えるアクティベーションと非アクティベーションが必要な場合、またはメンテナンス時間をさらに短縮したい場合は、複数のHigh Performance Editionを1つのHigh Availability Packageに組み合わせることができます。
- High Availability Package:
High Availability Packageは、2つのHigh Performance Editionと1つの負荷分散メカニズムで構成されます。 1か月あたり最大50,000のアクティベーションと非アクティベーション用に設計されています。 High Performance Editionをさらに追加することで、パッケージをさらに拡張できます。
オプションの概要については、Wibuオペレーティングサービスのページにアクセスしてください。
要件への適応
すべてのクラウドベースのエディションは、WebDepotグラフィックユーザーインターフェイスを介してコーポレートデザインとワークフローに適応させることができます。 標準コネクタを介したサードパーティシステムからデータをCodeMeter License Centralのデータフィールドへマッピングも設定可能です。
Dedicated Server EditionとHigh Performance Editionに機能を追加できます。
WIBUオペレーティングサービスチームによる運用
CodeMeter License Centralを操作するためにWibu-Systemsが採用したデータセンターは冗長性を提供し、ISO EN9001:2008およびISO / IEC27001に認定されています。
WIBUオペレーションサービスチームによる運用サービスには、次の通りです。
- サーバー等の設備の設置とメンテナンス
- 必要なソフトウェアの適宜インストール
- インフラの自動監視
- CodeMeter License Centralの自動監視
- 攻撃パターンの検出と対策の開始
- オペレーティングシステム(OS)のメンテナンス(アップデートとセキュリティパッチ)
- CodeMeter License Central Applicationのメンテナンス(アップデートとセキュリティパッチ)
- データベースの周期的なバックアップの実行
オンプレミスエディション
CodeMeter License Centralは、2つの主要なオンプレミスエディションが用意され、それぞれがさらに柔軟性を高めています。 これらのエディションは、サードパーティシステムに統合するためのインターフェースが異なります。
- Desktop Edition:Desktop Editionは、CodeMeter License Centralの基本エディションです。 これは内部MySQLデータベースサーバーをサポートし、SOAPインターフェースはサポートしません。 以下の環境で使用可能です。
- デスクトップアプリケーションとして
- ソフトウェアベンダーのローカルイントラネット
- Internet Edition:これはすべてのインターフェース、高度にカスタマイズ可能なWebDepot、SOAPインターフェース、インターネットゲートウェイと拡張機能を提供し、内部と外部の両方のMySQLデータベースサーバーと外部のMSSQLデータベースサーバーをサポートします。 Internet Editionは、以下の環境で使用可能です。
- デスクトップアプリケーションとして
- ソフトウェアベンダーのローカルイントラネット
- ユーザーがオンラインアクティベーションするためのインターネット上
無駄なく容易な統合
ERP/CRM統合
CodeMeter License Centralには、ERPおよびCRMソフトウェアの統合ツールのリストが順次更新されており、必要に応じてWIBUのプロフェッショナルサービスチームがさらに統合を支援します。
現在、以下との統合が可能です:
- SAP(インテグレーションパートナーの独インフォマティクス社によるすぐに利用可能なソリューション)
- Salesforce
- Microsoft Dynamics
- 他のオプションも可能であり、いつでもプロフェッショナルサービスがお手伝いします