Faceware Technologies – 米国 – 顔認識システム

市場をリードするソフトウェアの著作権侵害およびリバースエンジニアリングに対する安全な保護。柔軟なライセンス管理により、新しいカテゴリーの顧客にとって魅力的かつ多様なビジネスモデルで市場を拡大できます。

CodeMeterが保護するフェイシャルモーションキャプチャテクノロジーのゴールドスタンダード

課題

大画面で巨大なゴジラの感情を表したり、真面目なゲーマーを楽しませるためにゲームの主人公に生命を吹き込むような革新的なソフトウェアを開発する上で、偽造やリバースエンジニアリングから知的財産を保護することが最も重要となります。ライセンスおよびIP保護ベンダーを評価する際、Faceware Technologies Inc.(以下、Faceware)は、ウイブシステムズのCodeMeterを使用して、数年に渡り4000万米ドルを超える価値のある知的財産を保護しました。

解決

Facewareは、実績のあるセキュリティ機能、使いやすさ、トライアルライセンスの機能、および安全なライセンス管理システムの理由から、ウイブシステムズのCodeMeter保護プラットフォームを選択しました。CodeMeterで保護されたソフトウェアは、グローバルハッカーコンテストで侵害されたことはありません。また、CodeMeter License Central独自の柔軟性により、Faceware はトライアルライセンスおよび機能ごとに費用を支払うフィーチャーオンデマンドをビジネスモデルに組み込み、新しい市場に参入することが可能になりました。

結果

CodeMeter保護を実装して以降、Faceware は現在のソフトウェアリリースの偽造コピーを検出していないため、ライセンス収入を保護および最大化しています。また、CodeMeterの機能を利用して、ハイエンドソフトウェアの「ライト」バージョンを提供することで、市場の機会を拡大し、独立系の映画会社やモバイルスタジオにとっての費用対効果を上げています。

Faceware Technologies社について

Faceware Technologies社は、世界で最も革新的かつ実績豊富なフェイシャルモーションキャプチャのテクノロジープロバイダーです。最高水準のフェイシャルアニメーションは、最先端テクノロジーと直感的なアーティスト向けのワークフローの組み合わせから生まれると信じています。アーティストに使いやすい製品を提供することで、Faceware Technologiesはフェイシャルモーションキャプチャおよびアニメーションツールのゴールドスタンダードとなり、インタラクティブなエンターテインメント、映画、ビデオゲーム、テレビ、商業市場向けにソリューションを提供します。

Jay Grenier,
Director, Technical Operations
Faceware Technologies, Inc

「CodeMeterにより、私たちのテクノロジーがハッカーやリバースエンジニアリングから完全に守られていることが分かり、安心します。この負担にチームが解放されたことで、ソフトウェア開発で最も重要なこと、つまり優れた製品の作成に集中することができるようになりました。」

ウイブシステムズとFaceware Technology Inc.

Facewareは、ビデオベースのフェイシャルアニメーションのパイオニアです。Facewareのハードウェアとソフトウェアは、インタラクティブエンターテインメント、映画、ビデオゲーム、テレビ、およびDouble Negative、ILM、デジタルドメイン、Blur Studios、Activision-Blizzard、Rockstar Games、Microsoft、2K Sports、Electronic Arts、Ubisoft、セガ、ソニー、Bethesda、Moving Picture Company など商用市場向けの完全なソリューションとなっています。彼らの製品は、オスカーを受賞した長編映画や「ゲームオブザイヤー」を受賞した複数のビデオゲームなど、90を超えるタイトルで使用されています。

知的財産の保護

Facewareのフェイシャルモーションキャプチャ製品は、10年間に何千人もの時間をかけて開発されたものです。主力製品であるRetargeter 4.0とAnalyzer 2.0の発売前には、優れたIP保護、機能制限機能、および容易なトライアルライセンスの配布に対応する新たなライセンスベースのビジネスモデルを調査しました。

ライセンス収益と知的財産保護のために、Facewareは新しいソフトウェアのライセンシングと保護のパートナーを探し、ウイブシステムズのCodeMeterが最も安全なライセンスと保護のプラットフォームであることを発見しました。

「私たちは、当社のソフトウェアの最新の立ち上げに関するビジネス開発と製品目標に完全に一致していたという理由から、ウイブシステムズとCodeMeterを選択しました。新しい市場に対応するために製品を多様化し、ソフトウェアの無料トライアルを提供して露出を拡大することができ、当社の提供できる最も堅牢なIPおよびソフトウェアセキュリティがそれらすべてに備わっています。以前はいくつかの懸念があったロシアや中国を含むすべての市場にも、自信を持って販売できるようになりました。」と Faceware Technologies社の事業開発担当副社長、Peter Busch氏は述べています。

ソフトウェアの海賊行為やリバースエンジニアリングから保護するために、FacewareはCodeMeter AxProtectorを使用してソフトウェアを暗号化します。AxProtectorは、実行コードの128ビットAES暗号を利用してソフトウェアを保護し、適切なCodeMeterライセンスがないと実行できないようにします。AxProtectorは、ソースコードを変更せずにソフトウェアを暗号化して保護します。

セキュアなライセンス

Facewareは、CodeMeter License Centralを使用して、ライセンスの作成、配信、アクティベーション、更新、および保守を行います。ライセンスは、USBスティック(CmDongle)またはマシン固有のCmActLicenseファイルで提供されます。 CmDongleは、最大限のライセンスセキュリティを提供し、持ち運びを容易にします。CmDongleに含まれるライセンスは、AES、RSA、およびECCアルゴリズムによって保護され、CmDongleの中にスマートカードチップを組み込んで、最大限のセキュリティを実現します。ソフトウェアは、CmDongleがPCに接続されている場合にのみ実行可能です。CmActLicenseファイルによるソフトウェアベースのライセンスアクティベーションは、独自のCodeMeter SmartBind®アクティベーションスキームによって保護されています。SmartBindは、動的に選択されるさまざまな機能とバインディング冗長性を組み合わせて、ホストPCでライセンスを安全かつ確実にバインドします。

ライセンスの柔軟性

CodeMeter License Centralにより、Facewareはライセンスの柔軟性も享受しています。見込みユーザーは、トライアルライセンスを利用でき、時間ベースと機能ベースのライセンスモデルも実装しました。その結果、通常は十分な機能を備えたバージョンを提供することのできない独立系映画製作者や小規模なスタジオに対し、利用可能なソフトウェアの「ライト」バージョンを導入することができました。 

「新しい「ライト」パッケージにより、あらゆる予算レベルのスタジオやフリーランサーに対して、キャラクターを作成するプラットフォームに関係なく、キャラクターを作成してよりリアリズムを追加するためのツールを提供したいと考えています」とBusch氏は述べています。

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